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弁護士の口コミは正しいの?交通事故相談に役立つ弁護士の選ぶ際の4つのポイント

公開日:2019/4/9 更新日:2019/04/12

弁護士に交通事故の相談をしようと思ったとき「口コミ」を参考にされる方が多いです。口コミはどこまで信用できるものなのでしょうか?今回は、ネットなどの弁護士の「口コミ」の信憑性と、交通事故相談に役立つ弁護士の選び方について解説します。

1.過度な口コミは要注意な理由

口コミを見ると、実際にその弁護士に相談した人の感想が書かれているので、参考になりそうだと感じる方もおられるでしょう。しかし実際には、過度な口コミには要注意です。口コミは「虚偽」であるケースもあります。

1-1.口コミを外注する業者がいる

弁護士の口コミは、作られたものである可能性があります。今は「アフィリエイター」という個人や業者が多くいます。広告によって収入を得ている人達です。その中には特定の弁護士事務所に送客することで広告料を得ている人もいます。そういった人は自分の広告主である特定の弁護士事務所の良い口コミを大げさに取り上げて目立つように並べたり、ときには虚偽の口コミを外注したりすることもあります。

弁護士事務所自身のサイトではない「交通事故解説」などのサイトにおいて、特定の弁護士事務所の良い口コミばかりが目立つ場合、それは作為的に作られている可能性があります。

1-2.日弁連が定める広告規定について

日本の弁護士が全員所属している日弁連は、「弁護士の業務広告に関する規定」というガイドラインを作り、すべての弁護士に周知しています。そこでは「弁護士の品位又は信用を損なうおそれのある広告」が禁止されています。もちろん虚偽の広告や誇大広告も禁止です。そこで「必ず解決できる」「絶対に賠償金が上がる」などと書かれていたら、そういった弁護士は広告規定違反となっている可能性が高いです。

1-3.口コミは個人の感想に過ぎない

仮に口コミが作られたものではなく真実であっても、それは単なる「個人の感想」です。弁護士も、依頼する人によって合う・合わないがあります。ある人にとってはとても良い弁護士でも、別の人にとっては満足度が低いことは珍しいことではありません。他人の口コミだけを見て弁護士を決めてしまったら、「こんなはずじゃなかった」という結果になってしまう可能性があります。

確かに、あまりに悪い口コミが多い場合には、その弁護士はやめておいた方が良いでしょう。しかし、そうであってもやはり自分で会って話をして、最後には自分の目と耳で確かめた事実や感覚をもって判断するのが最善です。

2.評判の良い交通事故に強い弁護士の共通点

交通事故で対応を依頼する弁護士を探すとき、どういった弁護士が望ましいと言えるのでしょうか?

2-1.交通事故の解決実績が豊富

1つは、現在に至るまでの交通事故案件取扱い実績です。弁護士も、多くの交通事故案件を解決すればするほど、いろいろな事案を見て適切な解決方法や戦い方に詳しくなるものです。そこで今まで多くの交通事故案件に接してきた弁護士であれば、示談交渉でも訴訟でも法的アドバイスの面でも、頼れる可能性が高くなります。

HPなどを見て、現在までの交通事故案件解決実績数が多い弁護士を選ぶのが良いでしょう。HPに書いていない場合でも、電話やメール、お問い合わせフォームなどを使って質問してみると答えてくれる事務所もあります。

2-2.交通事故の判例や考え方に詳しい

交通事故で有利に戦うためには、判例や法的解釈などへの理解が不可欠です。弁護士の中でも最新の交通事故判例や論文などを追いかけている人は、頼りになる可能性が高いと言えます。たとえばHPなどで「最新の交通事故判例」を紹介していたり、交通事故の法的問題についてのコラムを詳しく書いていたりする人は、信頼に足る可能性が高いでしょう。

2-3.交通事故の本の執筆歴がある

弁護士は、ある程度得意分野ができてくると本や論文を執筆することが多い業種です。また、各所でセミナーを開いたり法科大学院などで講師を務めたりする方もたくさんいます。こうした弁護士のさまざまな活動実績については、HPに掲載されることが多いので、一度確認してみることをおすすめします。活動歴の分野が交通事故に集中している弁護士は、かなり交通事故に力を入れており、頼りがいがあると言えるでしょう。

3.絶対依頼してはいけない弁護士の共通点

一方、以下のような弁護士には依頼すべきではありません。

3-1.費用がわかりにくい、ごまかされる

相談に行っても当初の段階で費用額が明らかにならず、聞いてもごまかされてしまうことがあります。依頼者がよくわからないまま委任契約書にサインすると、いきなり高額な着手金を請求され、払わなかったらしつこく督促してきて内容証明郵便などで請求書を送りつけられるケースなどもあります。悪徳弁護士の代表的なパターンです。報酬金トラブルも多数あります。費用については相談当初の段階ではっきりさせ、不明な状態なら決して依頼してはなりません。

3-2.委任契約書を作成しない

今の弁護士会のルールにおいては、受任時に必ず弁護士と依頼者との間で委任契約書を作成すべきとされています。将来のトラブルを避けるためです。最近では減ってきていると思われますが、委任契約書を作成しない弁護士がいたら、ルール違反ですので絶対に委任すべきではありません。

3-3.説明がわかりにくい、適当

相談したときに、説明がわかりにくい人や依頼者をぞんざいに扱って適当な回答しかしない人には依頼を控えるべきです。それがどんなに口コミ評価が良くて実績の高い弁護士であっても、依頼者を大切にしない人には依頼する意味がありません。

3-4.普段交通事故を取り扱っていない

悪徳弁護士とは違いますが、普段交通事故案件を取り扱っていない人に交通事故の対応を依頼するのは控えましょう。いかに親切であっても対応力やノウハウが不足していると、有利な解決を期待できないからです。

4.どういう弁護士を選ぶべき!?

それでは交通事故被害者として、どのような弁護士を選ぶのが良いのでしょうか?

4-1.明朗会計

1つ目の重要な要素が「明朗会計」です。つまり、依頼時に「どのくらいの費用がかかるのか」「追加費用はあるのか」「あるとしたらどのようなタイミングでどれだけ必要か」すべて明確になっていることです。また、金額がリーズナブルであることも重要なポイントとなります。安かろう悪かろうではいけませんが、高額過ぎるのも大きな問題です。交通事故の弁護士費用相場を調べて、相場の範囲内でしっかり対応してくれる弁護士を選びましょう。

4-2.親身になって話を聞いてくれる

交通事故の被害者は、重傷を負って身体が不自由になることもありますし、加害者側から手ひどい対応をされることなどもあり、心身共に大きく傷ついていることが多いです。そのため、弁護士には親身になって話を聞いてもらいたいものです。本当に頼りになる弁護士を選びたいならば、あなたの話に耳を傾けてくれて、それに対して真剣に回答してくれる人を探しましょう。

4-3.コミュニケーションをとりやすい

弁護士の中には、コミュニケーションをとりづらい人がいます。たとえばいつ電話をかけても出ず折り返しの連絡もない人、メールを送っても返信してくれない人、そもそもメールを使っていない人なども中にはいます。このようにコミュニケーションをとりづらい状況では、依頼者と弁護士が連携して交通事故に対応していくことなど不可能です。弁護士に法律相談を申し込んだときの対応やその後の雰囲気で、依頼者とのコミュニケーションをきちんととってくれる人かどうかを見極めましょう。

弁護士を選ぶときには「口コミ」だけで良い人を選び出すことは到底できません。正しい弁護士の選び方を踏まえ、実際に弁護士と会った印象、あなた自身の直感を信じて本当に良い弁護士を選んで下さい。

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