交通事故に強い弁護士の選び方は?見分ける3つのポイントはこれ!
- 2017/10/7
- 2019/05/31
突然の交通事故で被害者となってしまったら、1人でどう対処してよいか分からない…そう感じ、弁護士に相談したいと思うことがあると思います。
でも、そもそもどうやって弁護士を探せばよいかすらよく分かってない、選び方が難しい…そんなことを感じる人もいると思います。
こちらでは、そんな悩みをお持ちの方に、交通事故に強い弁護士の選び方について解説していきます。
交通事故問題に強い弁護士を見分けるポイントを知って、ご自身にとって最適な弁護士を選ぶ判断材料にしてみてください!
Contents
交通事故に強い弁護士を選ぶポイントは?
交通事故問題を弁護士に依頼する最大のメリットは、示談金が大幅に増える可能性があるということです。
しかし、弁護士であれば誰でもそうなるというわけではなく、どの弁護士に依頼するかによって、受け取れる示談金が大きく変わってきます。
そのため、ご自身の目で交通事故問題に強い弁護士を見分けることが非常に大切なのです。
次では、その交通事故問題に強い弁護士を見極めるポイントについて紹介していきたいと思います!
①交通事故問題を得意分野としているか
弁護士によって、破産、離婚、労働、相続など、それぞれ得意な分野は異なります。
そのため、交通事故問題に注力し、得意としている弁護士に依頼することが大切になってきます。
しかし、実際は交通事故問題を取り扱っているというだけにも関わらず、専門性があるかのように見せて集客をする法律事務所も存在します。
ここで注意しておきたいことは、ほとんどの弁護士は比較的どんなジャンルの法律問題でも対応可能であるということです。
複数の弁護士を抱えている法律事務所であれば、幅広く案件を網羅していても、ジャンルごとに専門性の高い弁護士がいるケースが多いです。
ただ、個人事務所で1人の弁護士の場合だと、得意分野はあるけど、得意分野以外の問題も幅広く扱っている人もいます。もちろん、全ての個人事務所の弁護士がこうではありませんので、一概にはいえませんが…
ですので、あまりにどんな問題でも対応可能としている弁護士に依頼するのは、よく見極めたほうが良いといえるでしょう。
交通事故問題を取り扱っているというだけで、交通事故問題に特化しているとはまた別の話です。
②豊富な知識と解決実績があるか
多くの交通事故問題を扱い、解決実績がどれくらいあるかも重要だといえるでしょう。
なぜなら、交通事故問題は専門性が高い分野であり、豊富な知識や経験があるかどうかで結果に大きく差が出るためです。
先程お伝えしましたが、弁護士に依頼する最大のメリットは、示談金が大幅に増える可能性があるということです。
この示談金が大幅アップするためには、後遺障害や過失割合・過失相殺、その他さまざまな要素を考慮して示談交渉をする必要があります。
後遺障害では、医学的な知見が必要とされますし、過失割合は過去の事例をベースにしつつ、事故状況に応じて割合の計算をする必要があります。
また示談交渉をすすめていく中で「保険会社がどんな対応をするのか?」「慰謝料の金額は妥当なのか?」「後遺障害等級は獲得できるのか?」実際に保険会社との交渉を重ねて、解決しなければ分からないことも多いです。
このように法律だけを知っていれば分かる問題ではなく、高度な専門知識と解決実績が豊富であるかが重要であるため、この点も見極めのポイントといえるでしょう。
解決実績が豊富であるかどうかは、ホームページで解決事例を載せているか、そしてその内容が詳しく記載されているかで判断すると良いといわれています。
③訴訟経験が豊富であるか
交通事故問題では、一般的に示談による交渉で事件の解決を図るケースが多く見られます。
しかし、当事者同士で話がまとまらない場合は調停という手続きを取ったり、訴訟を起こして裁判で解決することもあります。
また、示談交渉での解決よりも、裁判にして解決を図ったほうが、被害者にとって最も良いケースもあり得ます。
このように交通事故問題では、示談で解決することだけが最適とは限りません。
そのため、調停や裁判手続きが必要とされるケースであった場合に、ためらいなく裁判という手続きを提案できる弁護士であるかというのは重要なポイントです。
また訴訟となると、事件の状況が複雑な場合や、相手方とお互い譲らないために裁判で決着せざるを得ないケースが多いです。
被害者にとって有利な結果になるためには、法廷での主張・立証が極めて細かい点まで行き届いていないとなりません。当然、示談交渉以上に難しくなります。
示談交渉だけでは培えない経験が、力の差として出てくることは想像できると思います。そのため、訴訟経験が豊富にあるということも見極めるポイントの1つといえますね。
交通事故に強い弁護士を見極めて、まずは相談してみよう
以上、交通事故に強い弁護士の選び方について解説してきました。
先に紹介した3つのポイントでは、交通事故問題の知識や経験が豊富であることが大切だとお伝えしました。
ですがそういう面だけでなく、被害者に親身になって寄り添い、相談にのってくれる弁護士であることも非常に大切です。
大きな不安を抱える被害者にとって、相談しやすい弁護士は心強い味方になります。
ご自身で納得いく結果を得るためにも、お伝えした3つのポイントと弁護士の人柄を大切に選ぶと良いでしょう。