交通事故に関する用語集(ま行)
- むち打ち(むちうち)
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むち打ちとは、交通事故などの外部の衝撃によって頸部が損傷することです。
衝撃の際、首が鞭を打つようにしなることから「むち打ち」と呼ばれていますが正式な傷病名ではありませんので、医師の診断書では「頚椎捻挫、頚部捻挫、外傷性頚部症候群」などと記載されます。主な症状としては首や頭部の痛みの他、手足のしびれ、めまい、耳鳴り、吐き気などが挙げられ、事故後にこのような症状が出た場合はすぐに整形外科を受診する必要があります。
治療期間は大体1日~1年程度で、ほとんどの人はその期間内に完治していますが、もし完治せず症状固定と診断された場合は後遺障害等級認定の申請を行うことで、等級に応じた後遺障害慰謝料や後遺障害逸失利益が請求できます。