交通事故に関する用語集(さ行)
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- 人身（人損）事故(じんしん（じんそん）じこ)
人が死傷した交通事故の総称です。他人の生命や身体に対して損害が発生することから人損事故とも言い、被害者が怪我をした場合の「傷害事故」、後遺障害を負った場合の「後遺障害事故」、死亡した場合の「死亡事故」などは全て人身事故として扱われます。
ちなみに交通事故が起こると警察は現場検証を行い、「人身事故」か「物損事故」のどちらかで処理します。その際、人身事故で届出をした場合は治療費や通院費、慰謝料、逸失利益などの請求ができますが、物損事故で届出をした場合は自賠責保険の補償対象外となるため、それらの請求ができない可能性があります。
しかし病院で診断書をもらい、警察署で人身事故への切り替え手続きを行えば人身事故として認めてもらえるので、一週間～10日ぐらいの期間であれば切り替えが可能です。